ITを駆使した指導をおこなう通信制高校も

IT技術の進歩と普及

近年のIT技術の進歩は目覚ましく、インターネットの普及も進んでいます。ちょっと前まで、パソコンは30万円くらいし、プロバイダー料金も現在ほどお得でもなかったため、自宅でインターネットが使える世帯は限られていました。でも、今は、ほとんどの世帯にパソコンがあります。通学が難しい生徒に、インターネットを駆使した対面指導をおこなっている通信制高校もあります。高校まで距離があったり、交通手段がなかったりして、通うのがたいへんな場合もありますからね。

通学制の高校でもネット授業

地方の公立高校で、予備校の講義をインターネットで見る、という授業がなされていたことがありました。批判を浴びましたが、その方法をとったのは、英断だったという気がしますけどね。生徒の利益最優先に考えたら、それが一番なわけですから。地方では、有名予備校に通うことは難しいのです。インターネットを通じた授業は、このように通学制の高校でも取り入れたくらい、能率的な方法です。それを積極的におこなっている通信制高校を選ぶという道もあります。

人と接する訓練はもうやった

通信制高校で、インターネットを通じた対面指導を受けると、人と接する訓練が不足すると懸念する向きもあるようですが、人と接する訓練は、義務教育の9年間、ずっとやってきたわけです。幼少期からまったく訓練したことがない、というのとは全然違います。それに、学力というのは、独学で身につけたほうが、効率的である場合もあります。個人差がありますが、自分のペースで学習できる独学を好む人は少なくなさそうです。勉学の場ですから、学習に向かう姿勢が第一です。

通信制高校は普通の高校と比べ、自由にカリキュラムが選べます。インターネットで学べる環境があったり、職業につながる専門の授業などが受講でき、指定の単位が取れれば卒業できます。